「普通が一番」、藤沢周平を描いたドラマを視る
7月4日、アパートでボンヤリとテレビを見ていると、相変わらずバラエティやクイズ番組ばかりで面白くなさそうであった。
ぼくは、最近NHKは意地でも見なくなっていた。
安倍政権がNHKを意のままに操るために、籾井というロクでもない人間を会長に据え、百田尚樹という気持ち悪い小説家を理事する放送局にチャンネルを合わせる気にはとてもなれない。
そんな気分でテレビの番組表を見ていたら、その中に「普通が一番」というさり気ないタイトルのドラマがあった。
さほど期待することもなく、番組表の解説を見ると、藤沢周平の娘が書いたエッセイが原作だというのでとても興味を持った。
ぼくはかなり古くからの藤沢周平の時代小説の大ファンである。
一番最初に読んだのは「用心棒日月抄」のシリーズである。これが無類に面白く、その後、次々と読み漁った。
遂にはほとんど読みつくしてしまった。
時代小説と言っても、彼は司馬遼太郎のようにいわゆる英雄はほとんど登場しない。
市井に生きる浪人やうだつの上がらない武士の思いがけない側面を描いて共感を得てきた。
それはまさに「普通が一番」という生き方そのものを作品に著したものだった。
山形の高校の教員を務めたこともあり、教え子たちが藤沢周平の顕彰碑を建てるという申し出を固辞したという話も読んだことがある。
藤沢周平らしいと思ったものである。
このドラマもそんな小説家の家族の姿が爽やかに描かれていて心に染み込んだ。
久しぶりに気持ちのいいドラマだった。
原作の随筆集の本にはこんな紹介文があった。
幼い日、会社勤めをしながら、男手ひとつで子育てに奮闘した父。夜なべで幼稚園の手提袋を縫い、運動会のためにのり巻を作ってくれた姿。育ての母を迎え、親子三人が川の字になってテレビを見ながら寝た夜。そして、娘の心に深く刻まれた「あいさつは基本」「自慢はしない」「普通が一番」という教え。やさしいけどカタムチョ(頑固)な父・藤沢周平の素顔を、愛娘が暖かい筆致で綴る。
ぼくは、最近NHKは意地でも見なくなっていた。
安倍政権がNHKを意のままに操るために、籾井というロクでもない人間を会長に据え、百田尚樹という気持ち悪い小説家を理事する放送局にチャンネルを合わせる気にはとてもなれない。
そんな気分でテレビの番組表を見ていたら、その中に「普通が一番」というさり気ないタイトルのドラマがあった。
さほど期待することもなく、番組表の解説を見ると、藤沢周平の娘が書いたエッセイが原作だというのでとても興味を持った。
ぼくはかなり古くからの藤沢周平の時代小説の大ファンである。
一番最初に読んだのは「用心棒日月抄」のシリーズである。これが無類に面白く、その後、次々と読み漁った。
遂にはほとんど読みつくしてしまった。
時代小説と言っても、彼は司馬遼太郎のようにいわゆる英雄はほとんど登場しない。
市井に生きる浪人やうだつの上がらない武士の思いがけない側面を描いて共感を得てきた。
それはまさに「普通が一番」という生き方そのものを作品に著したものだった。
山形の高校の教員を務めたこともあり、教え子たちが藤沢周平の顕彰碑を建てるという申し出を固辞したという話も読んだことがある。
藤沢周平らしいと思ったものである。
このドラマもそんな小説家の家族の姿が爽やかに描かれていて心に染み込んだ。
久しぶりに気持ちのいいドラマだった。
原作の随筆集の本にはこんな紹介文があった。
幼い日、会社勤めをしながら、男手ひとつで子育てに奮闘した父。夜なべで幼稚園の手提袋を縫い、運動会のためにのり巻を作ってくれた姿。育ての母を迎え、親子三人が川の字になってテレビを見ながら寝た夜。そして、娘の心に深く刻まれた「あいさつは基本」「自慢はしない」「普通が一番」という教え。やさしいけどカタムチョ(頑固)な父・藤沢周平の素顔を、愛娘が暖かい筆致で綴る。






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